最高においしいグラノーラですが、非常にシンプルで簡単なレシピです。材料をボールの中でよく混ぜ合わせ、天板の上に並べてオーブンで焼く、それだけです。日本のグラノーラのレシピは30分で焼き上げるものが多いようですがこのレシピは弱火でじっくと長めに焼きます。焦って強火で早く仕上げようとするのはおやめください(笑)。
このグラノーラのレシピは、失敗するのが難しいくらい簡単です。ただし重要なポイントが3つあります。
①温度
早く仕上げたいからと言って高い温度に設定すると焦げたりしておいしくなくなります。120℃(アメリカ:250℉)を守ってください。
②天板への乗せ方
材料全部が天板に接するような感じで、平たく広げてください。材料の割に小さい天板を使うと、天板に触れていない材料ができ、おいしくできません。たぶん天板に触れることによって、一定の温度に達するのだと思います。重なってしまうとパリパリっとした感じに仕上がらないのでご注意を。
③液体の材料と個体の材料の比率を変えない
液体分量と個体分量の比率を変えてしまうと失敗する可能性大です。オイルの種類を変えたりするのはかまいませんが、液体と個体の分量の比率は変えないでください。湿ってしまったり、パサパサになってしまったりします。ナッツの種類を変えるのもオッケーです。油は今までにサラダ油、くるみ油、アボカドオイル、グレープシードオイル、ココナッツオイルなどを使ってみましたが、どれも美味しくできました。オリーブオイルでもできますが匂いが気になる方は他の匂いのない油にされた方が良いかもしれません。砂糖は今までにグラニュー糖、ブラウンシュガー、ココナッツシュガーを使ってみましたが、ココナッツシュガーが一番美味しかったです。次がブラウンシュガーかな。あと、ココナッツは必須だと私は思っています。ココナッツに砂糖やシロップの味がしみ込むので美味しくできるのではないかと。私は普通はココナッツファインと言われる削りが細かいものを使っていますが、ココナッツロングと言われる長めのものでもおいしいです。近所のお店にないという場合は、アマゾンでもお手頃価格で売られているようです。
押し麦はこちらがおすすめ。
ココナッツはファイン(細かいもの)が一番ですが、なければロングと呼ばれる長めに削られたものでも大丈夫です。アマゾンでも色々売られていますが、漂白剤が使われているものがたくさん出回っています。できればそういったものが入っていなくてココナッツのみのものが体に良いかと思われます。
かぼちゃの種はオーブンで焼くととてもおいしいのですが、体にもものすごくよいそうです。生活習慣病予防、アンチエイジング、血行促進・美肌、排尿障害の軽減、前立腺肥大の抑制、骨粗しょう症予防などが効能として知られています。
メープルシロップを蜂蜜で代用しても良いですかと聞かれたことがあるのですが、まだやってみたことがありません。蜂蜜はかなりどろどろしているので、もしかしたらちょっとベトベトした感じになるかもしれません。やってみられた方、ぜひ感想をおきかせくださーい!
密閉容器で保存する場合、2週間まで美味しくいただけます。その後は食べられますが、少し湿った感じになるようです。
レーズンのかわりにドライフルーツを入れてもおいしいです。
海外にお住いの方へ:私はアメリカで一般的な、45センチx33センチ(18インチx13インチ)の大きな天板を使っていますが、この材料の分量でそのサイズの天板1枚分です。私はいつも天板2枚分を一度に焼いていますので、この材料を2倍にしています。
作ってみました!初めておいしくできて感動です。ありがとうございます!